便秘薬は体に悪い！

 

「便秘薬が体に悪い」

新米薬剤師の私でも、その事実はよくわかっていました。

ですから、「この間の便秘薬はすごく効いた！」

そんなお客様の話を聞くのもジレンマでした。

逆に、そんなお話をいただいたとしても、

「あ～、喜んじゃってる。どうしよう。」そんな気持ちがありました。

口では「良かったですね！」なんて言いながらも・・・。

 

しかし、当時の私は、便秘薬に代わるものを知りませんでした。

それで悪いと思いながら、便秘薬を売りました。
それも新米時代からずっと･･･。

 

もちろん、できるだけのことはしました。

食物繊維や善玉菌の有効性、運動のこともお話しました。

でも、いつからか、ただ便秘薬を売る。そんな毎日に戻ってしまいました。

 

なぜなら、私がお話したことは「すごい努力が必要」なのに

「便秘が解消できる人はごくわずか」その上

「効果が出るのに時間がかかる」ものだったからです。

 

そしてお客様に、こう言われました。

「これだけの努力、あなたにはできるの？」と。

 

もちろん、私は、そんな努力などできません。（ナマケモノですから・・・）

しかし、お客様のためを思って、そういった指導をしてきた。

そういった自負はありました。

でも、このお客様の一言で、私の指導が独りよがりのもの

だったことを知りました。まあ、自分ではできない努力をお客様に話している。

そういったことは、自分でもわかっていましたが・・・。

でも、このことがきっかけで、再び、ただ、便秘薬を売るだけの毎日に戻りました。

 

そんな私が言うと説得力がありませんが、

「それでも便秘薬は悪いのでやめましょう！」

 

便秘薬の販売がイヤだった！

 

便秘薬を飲んでいても決して治らない。

便秘薬を続けると、さらにひどい便秘となる。

そして便秘が、さまざまな病気を引き起こす。

ほとんどの人は普段意識していませんが、このことは周知の事実です。

 

それなのに、便秘薬を販売している。

便秘が治ることなの、決して無いのに・・・

 

私は薬剤師となってすぐに、この矛盾に悩みました。

それは、新米薬剤師がまかされるのは、

便秘のお客様くらいだったからです。

 

一日十人以上、一ヵ月三百人、年間で三千六百人以上。

新米薬剤師の私は、それだけの便秘のお客様に便秘薬を販売しました

そして、そのお客様から、さまざまな言葉をいただいたのです。

「お腹が痛くなって飲めなかった。」

「だんだん効かなくなってきたような･･･」

「ぜんぜん効かなかったわよ･･･」

 

それを先輩の薬剤師さんに言うと、

「便秘薬なんてそんなもんだよ。こんどは違うものを試してもらえばいい」と

いう答え。私が「それは違うだろ！」という顔をすると、

「おまえは何もわかっていない！」という目で見る。

 

お客様の言葉と、先輩たちの態度、

そして便秘薬の販売。このことに当時の私は、

ひどいストレスを感じたことを忘れることができません。

しかし、そんな経験があったからこそ、

今、この便秘解消法をご紹介できます。

 

このブログを読めば、次のことがわかります。

・便秘薬がいかに体に悪いのか

・便秘を治さないことがいかに体に悪いのか

そして、

・どうしたら便秘が解消できるのか・・・

 

最後まで、お読みください。

 

便秘薬の真実！

 

「便秘薬では便秘は治りません！」

この事実を私がお話しすると、ほとんどの人がびっくりします。

さらに言ってしまいましょう。

それどころか便秘薬を飲んでいると、便秘はもっと悪くなります。

便秘薬を飲めば飲むほど、便秘はひどくなっていく。

 

「え、それじゃあ今まで飲んでいた便秘薬って、どうなってしまうの？」

それはね・・・・・

 

多くの人は、便秘に対して誤解をしています。それは「たかが便秘」という気持ちが

あるからでしょう。
だから、ただ「便を出す」という小手先のことで対処してしまう。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか？

 

便秘をしたら便を出す。それは必要なこと。

しかし、便秘薬を飲んでいたら便秘は治るのでしょうか？

 

確かに一時的には便は出ます。

毎日飲めば、毎日便が出るでしょう。

でも、残念ながら、便秘が治ることはありません。

例えば、あなたの家は雨漏りがしたら、あなたはどうしますか？

雨漏りのたび、ただ濡れた床を拭いているでしょうか？

 

いいえ、どなたも雨漏りの原因を直します。

濡れた床を拭いているだけでは雨漏りは続きます。

それどころか、雨漏りはさらにひどくなっていくでしょう。

もしかしたら、家の土台まで腐っていくのかもしれません。

 

なにか便秘と似ていると思いませんか？