生ゴミが腐っているのが便秘

 

あなたは、便秘とは、いったいどんなものなのか？

考えたことがありますか。便秘をして、お腹が苦しくなった。

そんなときだけ、便秘を意識する。きっとその程度の認識だと思います。

でも、そんな軽い気持ちでいてはいけません。

今日から真剣に便秘を解消する、そうなっていただけるように、

真剣に便秘を考えて見ましょう。

 

簡単に言うと、食べ物を消化したカス、つまり生ゴミが便です。

その生ごみが腸に溜まっているのが便秘。

そしてもちろん、便が出る頻度が少なければ少ないほど、

腸内に生ゴミが多く溜まることになります。

そして、それはとても恐ろしいことです。

 

なぜならば、そしてその生ごみ置き場である腸の温度は、

３８度以上あるからです。

怖いですね～

 

「えっ、何が恐ろしいって？」

 

だって、生ごみ置き場が３８度以上あるのですよ。

そしてそれは、真夏のポリバケツよりも暑い・・・

 

真夏、生ごみが入ったポリバケツです。

バケツの蓋を空けた瞬間。プ～ンと臭ってきますね。

そして、液が溜まっています。

その液が手につき、「イヤ～な思い」をしたことは

あなたにも経験があることでしょう。この液が毒素、臭いが毒ガスです。

 

問題なのは、腸の温度は真夏よりも暑いということ。

暑ければ暑いほど、生ごみは腐りやすいのですから、

腸の中は真夏のポリバケツひどいことになります。

話はそれだけではありません。

ポリバケツの生ごみは捨てることができます。

しかし、あなたのお腹の生ごみは･･･、空っぽになることはないのです。

 

常に毒ガスと毒素が作られ続ける。

そしてそれが体中を駆け巡り、さまざまな体の不調の原因となります。

 

ポリープやガンも、便秘が一因です。

 

腸内環境が悪化することが、多くの病気の原因です。

一番わかりやすいのが、大腸がんやポリープの増加。

腸内環境が悪化するのですから、腸はその影響を直接、

それもすぐに受けることになります。

 

まず、腸内環境が悪化していますから、腸内には悪玉菌が増えています。

そしてその悪玉菌は、さまざまな有害物質を作ります。

そしてその有害物質とは、悪玉菌が作る毒素や毒ガスです。

 

例え便秘をしていなくとも、腸内環境が悪化していることがあります。

もちろん、便秘をしていたら、腸内環境が悪いと断言できます。

そしてそうでなくとも、腸内環境が悪化しているかどうか？

それは簡単にわかります。それはね・・・

 

　　　　　　腸内環境がキレイなら、おならは臭くない。

 

逆に、オナラが臭ければ、必ず腸内環境が悪化していることになります。

腸内の悪玉菌が毒ガスや毒素をつくる。

そしてそれが腸の壁に穴を開ける。

さらにその穴から毒素や毒ガスが侵入し、血液中に入り全身を駆け巡ります。

 

今更私がお話しすることではありませんが、

便秘は美容や健康に好ましい状態ではありません。

更に、専門家は「腸管免疫」の必要性を指摘するようになりました。

腸の環境と免疫力がとても深く関係する。

こういった事実を、やっと認めるようになったのです。

 

しかし、この事実を正確に把握している人がどれだけいらっしゃるでしょうか？

もし、この事実を把握していれば、便秘薬を飲み続けることなど考えらません。

 

私のお客様は、成人病（ガン、腎臓病、糖尿病）、

アレルギー（アトピーや喘息）、皮膚病、

婦人病（不妊、子宮筋腫、内膜症、生理痛、生理不順）、

うつ病等々とさまざまですが、その５割以上の方が便秘を放置していた方々です。

そういったことからも、いかに便秘を軽く考えているのか推測できます。

 

便秘をすれば、腸内環境が悪化する。

 

便秘薬の二つ目の害。

それは腸内環境が悪化することです。

これは単純な話です。便秘薬を飲むことで便は出ますが、

しかしそれとともにお腹の善玉菌もいっしょに洗い流してしまう。

それで腸内環境が悪化します。

 

ここで大切なことがあります。

それは、腸内の菌の総数は、ほとんど同じだということです。

例えば腸内に１００億の菌が住んでいたとしましょう。

　　　善玉菌＋悪玉菌＝１００億

５０億の善玉菌が住んでいれば、５０億の悪玉菌がいることになります。

善玉菌が９０億に増えれば、悪玉菌は１０億に減ることになります。

とにかく、総数100億の範囲で、悪玉菌と善玉菌が勢力争いをしています。

 

では、便秘薬を飲んで、腸内細菌が一気に洗い流されたらどうでしょうか？

悪玉菌も善玉菌も、一緒に洗い流されたら・・・、

悪玉菌のほうがより増えてしまいます。

 

「え～、なぜ？　悪玉菌だっていっしょに流されているじゃない！」

そう思われるかもしれません。

しかし残念なことに、こういった状況で増えるのは悪玉菌です。

 

例えば、台所の排水口。掃除をしなければ、すぐにヌメリが出ます。

水をジャーっと流したってキレイにならない。水洗トイレだって、水を流しています。

でも、掃除をしないでいたら･･･、汚れはどんどんコビリつきます。

 

腸に届くのは食べ物のカス、便です。

そして排水口やトイレの表面はツルツルしている。

一方で、腸の表面はシワがいっぱい。なおさら汚れてしまいます。

 

さらに、繰り返しになりますが、便秘薬によって腸壁が荒れています。

荒れた土地に、豊かな作物は実りません。

野菜やキレイな花などをつくるには、手入れが必要です。

そしてその前に、豊かな土壌が必要なのです。

そういった意味でも、便秘薬は腸内環境が悪化します。

 

便秘解消についての注意事項

 

便秘解消に「奇跡」はありません。

あるのは「軌跡」だけです。

 

ですから、あなたが１０日や２０日程度で便秘解消。

そんな夢のような話を期待されているようでしたら、

このブログの内容は役に立ちません。

今すぐ、「これで一発！」などとお話されている、

さまざまな便秘解消法をお試しいただいたほうがいいでしょう。

今すぐ、他のホームページを見に行かれることをおススメします。

 

しかし、便秘を解消しキレイに健康になる気持ちがあるようでしたら、

ぜひ、最後までお読みになってください。

 

そしてお読みいただければ、

あなたの便秘解消に何が足りなかったのか？

それがお解かりになるはずです。

 

あなたが今まで便秘解消のためにしてきたことは、

いったいどんなことでしょうか？

「食物繊維をいっぱい食べたり・・・」

「ヨーグルトを毎日食べたり・・・」きっと、

そんな類のことではないでしょうか。

しかし、便秘解消はできなかった・・・。

 

そしてそれには、ある理由があるからです。

そのある理由こそ、

「あなたの便秘が解消できなかった一番の原因だ！」

私はそう思います。

 

あなたは、1ヶ月のガマンができますか？

それとも、できませんか？

もし、「ガマンができない！」そう思われた方も、ぜひ、お読みください。

きっと、便秘解消の糸口が見つかるはずです。